2013年12月6日星期五

苦しむ遼、上がる調子と反比例して落ちるスコア




2010年05月01日18時39分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 丸山 茂樹 -7
2 P・シーハン -6
上井 邦浩 -6
4 W・ウェンチョン -5
野仲 茂 -5
K・アフィバーンラト -5
今野 康晴 -5
8 兼本 貴司 -4
池田 勇太 -4
松村 道央 -4


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風向きを確認する石川(撮影:岩本芳弘)











中日クラウンズ 3日目>◇1日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)

 愛知県にある名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースを舞台に開催されている、国内男子ツアー「中日クラウンズ」。7打差を追って3日目のプレーに臨んだ石川遼だったが、厳しさを増す難コース和合の前にスコアを落としトータル1アンダーの18位タイに後退した。

【関連リンク】石川遼の3日目のプレーを1打速報で振り返る

 石川は1番ホールでセカンドをベタピンにつけバーディと最高のスタート。しかし、おはようバーディには落とし穴が待ち受けていた。「調子が良かったのでティショットでつまずくとは思わなかった。ズッシリきましたね」続く2番ではティショットを右に曲げてOB。このホールボギーとすると、続く3番でもセカンドショットが右に出てボギーと勢いを完全にそがれてしまった。以降はショットが復調し、たびたびチャンスを作るも、今度は締めのパットが決まらないチグハグな内容でなかなか波に乗れない。

 10番でようやく2つ目のバーディを奪ってパープレーに戻したが、終盤16番では1オン狙いのティショットが木に当たりラフに落ちると、ラフからのセカンドは距離感が合わずバンカーへ。さらにそのボールが大目玉と運にも見放されボギーを叩くと、上がり2ホールでもスコアを伸ばすことが出来ず勝負のムービングデーで一歩後退してしまった。

 「内容は3日間で一番良かったけど、スコアは一番悪い」風やグリーンコンディションが変化したこともあるが、不調だった初日は2アンダー、復調気配の2日目はイーブン、そしてショットの手応えを掴んだ3日目は1オーバー。右肩上がりの調子と反比例してスコアはジリジリ落ちていく。若き賞金王は歴史と伝統の和合コースに完全に翻弄されている。

 しかし、苦しんだのは石川だけではない。上位も同様に苦しみ首位との差は6ストロークに縮まった。「調子は日に日に良くなってきているので紙一重だと思う。最後まであきらめずにやりたい」マスターズ以降、調子の1つのヤマとしてきた今大会。難コースにやられっぱなしで終わるわけにはいかない。少ない可能性を信じて残り18ホール全開で駆け抜ける。

【3日目の順位】
1位:丸山茂樹(-7)
2位T:ポール・シーハン(-6)
2位T:上井邦浩(-6)
4位T:リャン・ウェンチョン(-5)
4位T:野仲茂(-5)
4位T:キラデク・アフィバーンラト(-5)
4位T:今野康晴(-5)
8位T:兼本貴司(-4)
8位T:池田勇太(-4)
8位T:松村道央(-4)
8位T:藤田寛之(-4)

18位T:石川遼(-1)他6名

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